
S.H.フィギュアーツ マーシャル・D・ティーチ -四皇-のレビューです。


全身。衣装はワノ国編以降で久々に登場した時の最新バージョン。胴体だけ特別太った独特な体型など忠実に再現され、またスケールが他のキャラと統一されているので、全高約245mmとかなり大きめでした。

顔。黒ひげの顔は再現が難しいのか昔からなかなか似ない印象がありますが、今回は輪郭や目鼻口など原作に近く、なかなかの再現度でした。


ただ難しいのかもしれないですが歯の墨入れはあった方が良かった印象。帽子のデザインや長いヒゲなどは上手く再現されており、帽子のピンクの飾りはボールジョイント可動するようになってました。

別表情の叫び顔。

こちらは真剣な叫び顔で、目つきなど鋭く、口を大きく開いた状態。口の中の塗装なども綺麗でした。表情付け替え時は一旦帽子を外し、ヒゲも付け替える必要があるので少し面倒。

別表情の笑い顔。

こちらは大きく口を開けて笑った状態。原作では通常顔以上によく見る気がする一番重要な表情なので、こちらも出来が良くて良かったです。

各部位など。だらしなく太った腹なども原作のイメージ通り。衣装デザインなども精密に造形塗装されてますが、胸毛腹毛はもうちょいリアルな描き方でも良かったかも。

腰回り。ベルトに雑に差した銃もきっちり再現。

銃はそれぞれ取り外しが可能。ただ持ち手などは無く手に持たせたりは出来なかったです。

背中。マントはファー素材になっており、面積も非常に広く独特な見た目になっているので、ここは好き嫌い分かれそうな感じでした。

マントは縦横にワイヤーが入っており自由に動きをつけることが可能。

マントを外した状態の背中。着脱はマジックテープなので非常に楽でした。

ヒゲは顎の下くらいが前後に可動。

可動は首腰ともにそこそこのスイング幅があり、肩も高く上げることが可能。肘は100度、膝は80度くらい曲げることが可能。

股関節は前後横に広く動き、接地性も高めでした。肩の基部は引き出し式で全方向に30度くらいは引き出すことが可能。

オプション。

台座。

組み立てた状態。こちらは下から支えるシンプルな作りで浮かせたりは不可。ただ股間にきっちりはめられるようになっているので、素立ち時にしっかり安定させることが可能でした。

ボーナスパーツとしてルフィ ギア5用の別表情が付属。

黒ひげと一緒に描かれたコミックス105巻っぽい表情で、ギア5は本体付属の表情が変わった物が多いので、こういう普通の表情が増えるのは有難かったです。

バギーはおらず、シャンクスも昔の姿ですが、他の四皇と。サイズは原作イメージ通りかなり大きめでした。

適当に何枚か。

可動は、見た目の割に頑張ってる感じですが、デザイン的に普通の体型のキャラよりは制限が多かったです。

「闇水」。平手はこちらの再現用など色々な形の物が付属。

パンチ。首周りは干渉が多いですが、45度程は回すことが可能。腰も同様。

見た目通り胴体が結構重く、後ろに倒れやすい感じだったので、長時間飾る時は無難なポーズで台座を使った方が良さそうでした。

サイズや重量、体型的に浮かせるのはかなり困難。マントはワイヤー入りなので大きく動きをつけることが可能。

魂エフェクトインパクトを使ってグラグラの能力。エフェクトはクリアの球体状の物は欲しかったかも。

ローと対決。

衣装は違いますが印象的だったエースを引き寄せるシーン。

いつかはありそうな対決で終わり。S.H.フィギュアーツ マーシャル・D・ティーチ -四皇-のレビューでした。
まだアーツ化するのは早すぎに感じるキャラですが、ハンコック、ローと連続で戦う場面があり、作中最重要クラスなキャラということで一旦出しておきたかったのか、予想外なタイミングで発売。
出来に関しては、ファー素材のマントは賛否分かれそうですが、最近のワンピアーツらしくプロポーションや衣装、顔の再現度などはかなり高く、サイズも非常に大きくて他のキャラと並べた時の統一感もばっちり、可動も見た目のわりに頑張っていて、原作の印象的なポーズなど大体は再現が可能で、個人的にはかなり満足度の高い内容でした。
ただ定価26,400円は高すぎなこともあってか、今の所どの店も在庫がだぶついてる感じで、箱も大きく今後値下がりしていきそうな雰囲気なので、納得のいく値段になれば、重要キャラですし、出来も良いのでオススメです。
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