
S.H.フィギュアーツ キン肉マン-完璧超人始祖編-のレビューです。


全身。アニメ「完璧超人始祖編」に合わせたリニューアル版で、2015年発売のキン肉マンからの流用は無く完全新規造形。

顔。旧版の出来も良かったですが、最近のアニメキャラアーツの進化に合わせて再現度は更に向上。


今回は目と口のパーツを組み替えて色々な表情を作れる仕組みになってますが、どちらのパーツも違和感は無く、額の肉の文字も綺麗にプリントされてました。

片目閉じパーツと食いしばり口(小)の組み合わせ。今回は表情の組み合わせパターンが膨大すぎるので一部のみ紹介。

笑い目パーツと軽く開いた口の組み合わせ。

左目線パーツと微笑み口の組み合わせ。

右目線パーツと食いしばり口(小)の組み合わせ。

口を大きく開いた表情専用の顔パーツも付属。目のパーツは通常の顔と同じ物が使用可能。


大きく開いた口に片目閉じや笑い目を組み合わせた状態。

正面目線と食いしばり口(大)の組み合わせ。

片目閉じと食いしばり口(大)の組み合わせ。交換用の目と口は全てランナー形式になっており、こちらの唇の上が白くなってるのは不良ではなくゲート跡がちょっと残ってしまった為。

各部位など。旧版よりも自然な体型になり、関節部の隙間も目立たなくなって見栄えが大きく向上。肌の質感も良く、陰影塗装も綺麗でした。

腰回り。パンツの左右の部分は別パーツなのできちっと中央に収納することも可能。


腕や足。この辺のフォルムも以前より良くなり、また以前は無かった二の腕ロールも追加。

背中。

可動は首腰ともに大きくスイングすることが出来、肩も非常に高く上げることが可能。肘膝も深く曲げることが可能。

股関節は前後にはよく動きますが、横へは構造的に45度くらいしか開かず。接地性は良好。肩は前へは45度程引き出しが可能。

オプション。目と口のパーツは前述の通りランナー形式。

2015年発売の旧版と。旧版も10年前の物にしてはかなり良い出来でしたが、並べると色々進化。なお価格は4,950円から9,900円にアップ。

適当に何枚か。

OPのリングインポーズ。可動は前述の通り全体的に良く、膝立ちも違和感なく再現可能。

キービジュアルのダッシュっぽい感じで。首腰もしっかり回転可能。

ドロップキック。

肉のカーテン。前述の通り目と口が自由に組み合わせられるので表情のパターンが豊富。

マッチョポーズ。肩回りも柔軟で、旧版には無かった二の腕ロールも追加されたので、腕の動きの自由度は更に上がってました。

笑顔で手振り。

旧版テリーマンとスパーリング。

フェニックスがすぐ見つからなかったので、そのままテリーマンにマッスルスパーク。

バッファローマンにキン肉バスター。

悪魔将軍にキン肉ドライバー。決められる側の可動も良くないと無理ですが、各必殺技の再現も問題なかったです。

終わり。以上、S.H.フィギュアーツ キン肉マン-完璧超人始祖編-のレビューでした。
キン肉マンのSHFシリーズは2015年から3年ほどシリーズ展開した後は止まってましたが、完璧超人始祖編のTVアニメ開始に合わせて、完全新規でリニューアルして発売。
今の技術での新規なだけあって、プロポーションや筋肉造形、顔の再現度など以前より進化しており、また今回は目と口のパーツを組み替えて自由に表情を作れる仕組みになっているので、表情のパターンも非常に多く、可動域の広さも相まって、見た目遊び共にかなり完成度の高い出来に仕上がってました。
完璧超人始祖編の次のキャラの発売は決まっておらず、旧シリーズほどラインナップが充実することは無さそうですが、このキン肉マンに関しては、旧版より色々進化しており非常に良い出来だったのでオススメです。
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