超合金魂 最強機動 ガンダムトライオン3のレビューです。
ソラトライオンから。鳥型のメカということで台座で浮かせて展示。翼は合体時には剣の一部になるクリアパーツを使用。
後ろ。こちらは合体時に腰部と脚部になる部分ということで、頭部や胴体に比べて脚が異様に大きい独特な体型になってました。
横から。頭部は目つきなど鋭く、なかなか迫力ある見た目に。脚はきちんと逆関節が再現出来、ツメ部分はメタリック塗装に。
裏側。合体時に脚部になる部分なので重量は他の2機と段違いで重かったです。
首は固定ですが、嘴は開閉可能で股関節や膝、脛のクローなども可動。
ウミトライオン。こちらはマンタ型のメカで、他2体と違って平たいシルエットに。目の部分はメタリック塗装。
後ろ。合体時には上半身と腕部になる部分ですが、腕部は収納などされず、わりとそのままの形。
横から。
裏側。裏にはスタンドジョイントを差せる穴が。
リクトライオン。合体時に胸部となるライオン頭部はタテガミがメッキで、口周りがメタリック塗装。体は成型色なのでちょっと違和感ありますが、プロポーションは自然で、各部のディテールも精密。
後ろ。タテガミの裏に合体時の頭部が収納されており、よく見るとちょっと違和感ありますが、ぱっと見はタテガミとアンテナが同化して見えるような作りになってました。
横から。尻尾は劇中より少し短め。他の2体もそうですが、超合金なので基本は成型色で一部が塗装という作りなので質感はそれなり。
裏側。腹部には付属のスタンドジョイント用の穴。
口は開閉出来、足の付根、膝、足首、キャノン砲などが可動。
オプション。
台座。
台座を使えば3機共に浮かせて展示が可能。支柱の長さもそれぞれ異なっており、程良い高さと距離感で飾れるようになってました。ウミとリクの支柱は交換も可能。
台座は分割することも可能。
続いて3機の合体。変形手順は公式の説明書や動画で詳しく見れるので簡単に。ソラトライオンは、まず鳥頭とクリアの翼を取り外して、腰基部を前方に90度回転、脚のクローを畳み、膝関節を真っすぐに。
脛を下に半回転させて、装甲を展開し、足首を引き出し前に半回転。
腿ロールを半回転させて、再度脛のクローを開いた状態に。
ウミトライオンは、剣の柄となる尻尾を外して、合体後の肩アーマーのバインダーを変形。
前腕装甲を展開して内部の手首を引き出し、シールドを縦向きに。
胴体のエイの頭を前に畳んだ状態に。
リクトライオンは一旦キャノン砲を引き出し、脚を全て収納。
ライオン頭部を前に引き出して、内部に収納されたトライオン3頭部を起こし、キャノン砲を元の位置に。
腰部、脚部となるソラトライオンの上に、胸部、腕部になるウミトライオンを接続。
頭部、胸部カバー、バックパックになるリクトライオンの胴体をウミトライオンの背部に接続し、
頭部と胸部カバーを前に倒せば、トライオン3完成。ZZを改造した機体なので各部に面影が残っており、また元々はメタルビルドで出す企画だったそうで、独自のアレンジが入っており、ハッタリの効いたプロポーションが特徴。
顔。一目でZZが元になってるというのが分かる額のハイメガキャノンが特徴。アンテナは大きく改造されていてスーパーロボット感が強い兜飾りのようなデザインに。
元々メタルビルド予定だったからか、頭部造形は各パーツのバランスが良く、非常に格好良い顔立ちに仕上がってました。
上からも。首の根本の接続だけカチッとはまらない感じで、動かしてると度々浮くことがある点はちょっと残念でした。
各部位など。胸部中央にはリクトライオンの顔。目つきや牙など鋭く迫力ある造形で、メッキ部分とメタリック塗装の差もあまり目立たず見栄え良かったです。
ライオンの口は開閉可能で内部には砲口も造形。
腰回り。サイドアーマーは別物ですが、この辺はZZに近い雰囲気。
腕や足。脛のクローは独特ですが、この辺もかなりZZに近いデザイン。体型バランスやフォルム、モールドなどはメタルビルドっぽい造形に。
ウイングシールドは基部が回転し大小それぞれ可動。
背中。バックパックはリクトライオンの胴体。ダブルキャノネードは長めにアレンジされてました。
ダブルキャノネードは前方に展開したり、横に開いたりが可能。
後部の短い砲身はビームサーベルとして使用可能。
可動は腰のスイングは僅かですが、首はそこそこ動き、肩も高く上げることが可能。肘膝は110度程は曲げることが可能。
股関節は45度くらいは開くことが出来、前後にも大きく可動。接地性も良かったです。ただ二の腕ロールに干渉があって外側には少ししか回らない点はちょっと厄介でした。
握り拳は交換用の大きい物も付属。こちらを使ったほうが見栄えは良好。
超咆剣ハイパーミノフスキー。こちらはソラトライオンの頭部、ウミトライオンの尻尾、ダブルキャノネードの短い砲身を合体させて、刀身と超咆剣ウイングを取り付け完成。本体の全長を超える巨大サイズ。
また剣出現パーツA（柄）とB（エフェクト）が付属し、ライオンの口から剣を引き抜くシーンの再現も可能。
アームドブースター。こちらは前腕を外してシールドを横向きにし、ブースターエフェクトを取り付けて再現。エフェクトには3mm穴があり、付属の支柱で浮かせることが可能。
ブーメランスタッガ。こちらは専用の物が別パーツとして付属。頭部のアンテナの取り外しも可能。
今回独自のボーナスギミックとして、ソラトライオンの頭部、ウイング、ウミトライオンの尻尾をバックパックに合体させることも可能でした。
後ろ。
リクトライオンの状態でもこちらのパーツは取り付け可能。
本体はソラトライオン用の支柱で浮かせることが可能。メタルビルド台座のような可動ギミックは無く、ただ浮かせるだけしか出来ない点は残念。
手前のリクとウミ用支柱を差す部分には、補助パーツを使って補助支柱を差すことが出来、超咆剣やアームドブースターの支えに使うことが可能。
サイズ比較用にメタルビルドエクシアや超合金 RX-93ff νと。全長は約210mmで、元がZZということでかなり大きめでした。
適当に何枚か。
分離形態から。
それぞれ支柱が付くので各機浮かせての展示が可能。
ウミトライオンはほぼ固定ですが、他2機は分離状態でも脚など動かしてポージングが可能でした。
仕方ないですがリクトライオンは頭だけメッキなのでちょっと違和感あり。
なおリクトライオンはほとんどダイキャストが使われて無いので非常に軽かったです。
3機集合。
合体してトライオン3に。
アームドブースター。
スタンド穴付きのエフェクトがあるので、手軽に見栄えの良い展示が可能。
ヒートウイング。シールドは自由に動かせるのでこちらの再現も可。
ブーメランスタッガー。
ハイメガキャノン＆ダブルキャノネード。
劇中では未使用のビームサーベルを使うことも可能。
ラプターブレイカー。流石に片足立ちは無理でした。
ライオンの口から剣を引き抜き、
超咆剣ハイパーミノフスキー構え。
柄が長く、肩回りの可動も良いのでしっかり両手持ちが可能。
トライ斬スリー。
サイズ感合わないですが爆発エフェクトでトドメ。
今回独自の豪華形態で終わり。以上、超合金魂 最強機動 ガンダムトライオン3のレビューでした。
基本成型色の超合金なので見本の写真よりはある程度質感が安っぽくなってはいるものの、カラーリングや塗装部分もそこそこあることもあって、個人的にはそこまで気になる程では無く、元々メタルビルド予定だったというだけあって、ケレン味のあるプロポーションやディテールなど普段の超合金ガンダムシリーズとは違った雰囲気で、サイズも大きく迫力もあり、かなりの格好良さに仕上がってました。
メインの変形合体ギミックもそれほど複雑では無く、成型色中心なのであまり気を使わず手軽に行うことが出来、合体ロボのわりには可動もなかなかの物で、巨大な剣や各種エフェクトなど付属品も凝っており、定価39,600円もするだけあって内容も非常に濃かったです。
基本成型色の超合金ということでメタルビルドのような高級感は無いので、そこは好みが分かれそうな部分ではありますが、独特な存在感があり、造形やギミック面の出来は良いので、なかなかオススメです。
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