S.H.フィギュアーツ とにかく明るい安村のレビューです。
全身。太腿の作りがおかしい点が少し気になりますが、たるんだ体型などは上手く再現されており、ぱっと見の雰囲気はまずまず良く出来てました。
顔。最近の実写アーツ同様再現度はかなり高く、目鼻立ちやたるんだ頬、それなりの年齢を感じさせるしわなどどこを見てもリアル。
いつも通りデジタル彩色なので皮膚感やひげそり跡などもリアルで、髪型、髪の生え際なども自然でした。
別表情の真剣顔。
緊迫感を出す時の真剣な表情。こちらも険しくなった目つきなど上手く再現されていて良く出来てました。
別表情の笑顔。
「履いてますよ」の時の満面の笑み。目の周りのしわや歯並びなど非常にリアルで完璧と言って良い出来でした。
各部位など。胴体も肉のたるみ具合など本人の体型そのまま。肌色はちょっと鮮やかすぎる感はありますが、質感などは良かったです。
腰回り。重要なパンツも柄など丁寧に再現。
腕や足。四肢はわりと細め。前述の通り太腿のおかしな作りが少し目立つ感じで、また足首も普段と違った関節構造になってました。
背中。脇腹のたるみなんかもリアル。
太腿の裏は何故かカバー状になっており開くことが可能。これによって可動域が広まるわけでもなく、見た目も非常に違和感がある謎の作りでした。
可動は、あまり大きく上は向けませんが首はそこそこスイング出来、腰も大きく可動。肩もほぼ水平まで上がり肘膝も深く曲げることが可能。
股関節も前後横に広く動き、接地性も高かったです。肩も引き出し式では無いですが、かなり内側へ曲げることが可能でした。
オプション。
適当な実写SHF、figmaと。身長は177cmらしく平均より高めで、今回のSHFも少し大きめでした。
適当に何枚か。
可動は前述の通り概ね良好で、履いて無く見える数々のポーズを再現可能。
パンツ自体が結構押し込めるようにもなっているので見えないようにしやすかったです。
太腿は明らかに不自然なのに何でこんな仕様にしたのか謎。
足首に関しても、多少可動域が狭まっても、普段通りで良かったのではという気が。
関節の硬さはどこも大体十分ですが、特殊な構造のせいか足首がやや緩かったです。
なので片足立ちは厳しめで補助が必要でした。
オリジナルの履いてないように見えるポーズを色々探してみるのも面白いかも。
「安心して下さい、履いてますよ」
持ち手は無いですが、可動範囲が広いので乗り物に乗せたりも可。
裸の中年繫がりでfigmaクロちゃんと。
バトル。figmaクロちゃんは体型のせいか可動がかなり悪かったので、可動に関しては安村の方が圧倒的に良かったです。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ とにかく明るい安村のレビューでした。
毎回予測が出来ない人選の芸能人シリーズですが、海外で大ブレイクしたからか、とにかく明るい安村が発売。
出来の方は太腿と足首が独特な構造になっていて、ちょっと見栄えがいまいちでしたが、最近の実写キャラ同様顔の再現度は非常に高く、たるみのある体型もイメージ通りで、可動も良く、概ね満足のいく内容でした。
ただ太腿に関しては、今回は安村だからまだ良かったものの、もっと重要なキャラがこの仕様だったらかなり不満だったと思うので、この作りは今後は止めて欲しいところです。
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