
S.H.フィギュアーツ 百獣のカイドウ(人獣型)のレビューです。

全身。作中通り通常キャラとは比較にならない巨体を全高約275mmという大ボリュームで立体化。大きいですが造形は粗くなく細部まで精密で塗装も丁寧。

後ろ。姿は作中で戦闘シーンが多かった人獣型。通常形態はよくフィギュア化されてますがこちらは珍しい印象。

顔。人型よりかなりデザインが複雑な人獣型ですが、こちらも増えた角や鱗状になった目の周りなどきっちり再現され出来は良かったです。


通常顔は食いしばり顔。長い角はシャープに造形され、肌の質感なども良好。髪やヒゲとの境目なども自然でした。

別表情のニヤリ顔。

作中の戦闘を楽しんでる時などの余裕のある表情。笑った状態の目など感情が上手く表現されてました。

別表情の笑顔。

こちらは大きく口を開いた笑顔で目線は下を向いた状態。表情の付け替えはヒゲパーツ3つもいちいち付け替えないといけないので少し面倒でした。

別表情の叫び顔。

こちらはシリアスな表情で大きく口を開けて叫んでいる表情。口の中なども丁寧に塗装。

別表情の泣き上戸顔。

特別な巨体キャラですが、通常のワンピキャラ同様表情は豊富で酔っ払い状態の表情まで2種付属。

別表情の甘え上戸顔。

流石に要らないだろと思えるようなこういったギャグ顔まで付いてました。

各部位など。人獣型ということで龍と同化したようなデザインになっており体の外側は鱗状に。筋肉や傷跡の造形塗装は非常に丁寧に作られてました。

腰回り。帯も精密に造形され色味などもリアル。


腕や足。四肢は完全に獣状態で鱗がびっしり。ごつい腕部や獣脚も忠実に再現されてました。鎖は別パーツになっており可動には干渉せず。

背中。

マントは上下左右の4パーツ構成。それぞれジョイント接続で細かく動きをつけることが可能。背部に差す時はピンが差さりにくくかなり面倒でした。

尻尾は基部と尾部3か所と先端が可動。

可動は首腰共に十分なスイング幅があり、肩も高く上げることが可能。肘も深く曲がり、膝は90度程可動。

股関節も前後横に広く可動し接地性も良好。股関節など体を支える重要な部分は太い金属関節で保持力も高かったです。

オプション。

台座一式。

金棒、ひょうたん保持状態。

金棒「八斎戒」。こちらも非常に大きく迫力ある造形。持たせる時は後端を一旦外す方式。

ひょうたん。こちらは専用の穴あき手首にダボ接続。

毎回各キャラに付属するルフィ用の表情も付属。

今回はCP0に邪魔されて敗北した時の気絶顔。

ヤマトやルフィと。流石に作中と同スケールとまでいかないですが、かなり雰囲気は出せる体格差になってました。

適当に何枚か。

可動は前述の通り巨体ながら良好。ただ重い体を支える為に関節が非常に強固なので、脚部など一部箇所は動かしにくかったです。

肩回りの可動が良く、マントも干渉を逸らせるので、棒を両手で持って振り下ろすような動きも問題なし。

雷鳴八卦。首は一旦後ろ髪を上げることでしっかり回すことが可能。

降三世引奈落。重量がありすぎるので浮かせての展示はほぼ不可能な感じでした。

大威徳雷鳴八卦。腰もしっかり回転可能。台座は素立ち時に下から支えるだけの物なのでアクションには非対応。

甘え上戸。

泣き上戸。

ヤマトと対決。

ルフィとも。

しー…ん。

終わり。以上、S.H.フィギュアーツ 百獣のカイドウ(人獣型)のレビューでした。
ワンピースのSHFはワノ国編は特別力を入れてるようで、味方側の主要キャラだけではなく、章ボスのカイドウまで発売。
人獣型ということで人型の時よりデザインが複雑になってますが、独特な頭部など違和感なく造形されており、プロポーションや筋肉、鱗に尻尾など、体の特徴も原作のイメージ通り再現、巨体ながら可動もなかなか良く、表情パーツの種類も多くて、見た目遊び両面でかなり良く出来てました。
出来は良いものの人獣型はいまいち人気が無い印象なので、箱も大きいですし、もしかしたら時間が経てば値引きされていくかもしれないですが、今後発売されるギア5と並べるとワノ国編のクライマックスも再現出来るので、そちらに思い入れが強い人ならオススメです。
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