S.H.フィギュアーツ 2Bのレビューです。
全身。TVアニメ版ということで頭部が少し大きめのバランス。プロポーションに違和感は無く衣装の造形なども精密。
顔。通常顔は戦闘用ゴーグルで目を隠した状態で、肌が露出してる部分は僅かですが、輪郭、鼻筋、口元などイメージ通りで再現度は良好。
口元のホクロも自然。髪造形もシャープで、肌、髪共に色味や質感も良かったです。
別表情の叫び顔。
目は隠れた状態ですが、口の開き具合で感情が表現出来ており、迫力ある雰囲気になってました。
別表情のゴーグル無し無表情。
ゴーグルを外した表情パーツも付属。瞳の描き方や濃いめのアイシャドウなどアニメに忠実な顔立ちで、こちらも再現度は良好。
別表情の叫び顔。
素顔状態での叫び顔も付属。こちらも見開いた目など自然で良く出来てました。
別表情の目閉じ顔。
こちらも睫毛や瞼の描き方、アイシャドウなど自然で、綺麗な顔立ちに仕上がってました。
各部位など。プロポーションは劇中通り細身。衣装も精密に造形され、複雑な胸元のデザインも肌と生地の境目など正確。
腰回り。スカートの刺繍もきっちりモールドと塗装で再現。
腕や足。四肢もかなり細身。ふくらんだ肩や袖の開きなども精密に造形され、太腿の透け具合などもリアル。足首が非常に小さく、その上ヒールなので自立は不安定でした。
背中。
尻部分はかなり残念な作り。こちらの見栄えはブリングアーツの方が勝ってました。
可動は首腰共に大きくスイング出来、肩も高く上げることが可能。肘は100度、膝は110度程と細身体型のわりにはやや控えめ。
股関節は引き出し式で前後横に広く可動。スカートも薄い軟質素材なので干渉せず。接地性も高かったです。
オプション。
表情パーツ各種。前髪を付けると左目は隠れますが、きっちりプリントはされてました。
台座も付属。
白の契約を持たせ、ポッド042を配置した状態。ポッドは専用の長い支柱で展示。
白の契約。こちらも複雑な柄のデザインなど細かく再現され刃の造形もシャープ。なおブリングアーツと異なり背中へマウントするギミックは無かったです。
ポッド042。こちらも造形塗装共に精密。
アームは基部と肘部分が前後に可動。あまり複雑な動きは出来なかったです。
BRING ARTSのVersion 2.0と。今回はアニメ版という事で体型バランスなどだいぶ違った感じに。
適当な女性キャラアーツと。サイズは少し大きめでした。
適当に何枚か。
ダッシュ。可動は前述の通り概ね良く脚もしっかり上げることが可能。
剣の両手持ちも可。膝はもうちょい曲がってくれた方が良かったかも。
首腰はしっかり回転可能。
膝立ちも問題なし。
ポッドにぶら下がり。尻がチラ見えしても、この作りではいまいち。
素顔に交換。
キック。今回腰にスタンド穴があるので、クリップを使う必要が無い点は楽で良かったです。
素顔の表情も3種あって、それぞれ出来も良いのでどの状態で飾るか悩ましい所。
ちなみに柄の太さが変わらないのでブリングアーツの武器を持たせたりも可能でした。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ 2Bのレビューでした。
ブリングアーツと異なり、今回はアニメ版という事で頭部が大きめのバランスになってますが、特に違和感は無く、顔の再現度も良好、衣装の造形なども精密かつ、塗装や質感も良くて見栄えの良い仕上がりになってました。
可動は肘膝あたりはもう少し曲がって欲しかったですが、他は特に問題なく、細いわりに強度もあって動かしやすく、表情も豊富で遊びの面でもそこまでの不満は無かったです。
ただだいぶ後発なので、ブリングアーツより格段に良い物を期待していて、顔の出来なんかは実際そうだったものの、尻造形や一部の可動など劣ってる部分もあったりで、少し期待外れな所もあったので、その辺はもうちょっと頑張って欲しかったところです。
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