
S.H.フィギュアーツ ゼットン(シン・ウルトラマン)のレビューです。


全身。劇中の超巨大サイズを反映して全高340mmという一般的なSHFを遥かに上回るボリュームある作り。ただ 細く隙間も多いので重量は軽め。


かなり機械的なデザインになってますが、角のある頭部や顔、胸部のオレンジなどカラーリングは元祖ゼットンに近い感じでした。今回致命的な欠点があり、これだけ精密な造形なのに台座から本体が外れやすかったのはかなり残念。

顔。元祖ゼットンと同じく目鼻など顔のパーツは無く、内部に縦に伸びたクリアパーツが通っている不気味なデザイン。


角はシャープに造形され、顔表面のモールドも非常に細かく精密感のある見た目になってました。

各部位など。元祖に比べると体型はかなり細身で機械的。胸部左右には元祖と同じくグラデ状になったオレンジのパーツが。

腰回り。体の各部に尖った小さいパーツが付いてるのが特徴。

腕部。手足のデザインはかなりシンプルで関節も無し。基部はクリアパーツの骨組みが露出。

脚部。この辺も同じで色も黒と銀のみでシンプル。

本来手足が動くキャラでは無いですが、変形ギミックを利用すれば腕を上げたり、

脚を上げたり閉じたりといった動きをすることは可能でした。

オプション。

台座一式。

ウルトラマンミニフィギュア。ゼットンと同スケールのウルトラマンが付属。本体支柱の横に専用支柱を差して展示が可能。

劇中のゼットンに向かっていくシーンを再現可能。

ウルトラスラッシュエフェクト(大)。こちらはボーナスパーツでマン本体に近いサイズのエフェクトが台座や支柱ごと付属。

エフェクトジョイントは縦に飾れるタイプと横に飾れるタイプが付属。


熱球発射形態。各部の小さく尖った浮遊パーツを専用支柱に取り付けて、本体の手足を前に向けることで完成。


劇中だと手足の形状が完全に変わって大きく伸びてるので別物ですが、簡易的に近い形にした形態。支柱は本体展時より短くして使用。

胸部は熱球エフェクト付きの物に交換。

元祖ゼットンやシンウルトラマンと。全高約340mmということで大きさは平均的なSHFの倍以上。

適当に何枚か。

一応手足を動かせたりは可能ですが、基本的には劇中の姿勢で展示するのを目的としたフィギュア。

ただ前述の通り台座と本体の接続部が緩くて軽い揺れなどで本体が落ちるのはかなり残念でした。

火球エフェクトは通常形態でも使用可能。本体各部尖りまくっているので落下の仕方が悪いとすぐに破損しそう。

熱球発射形態。

小さいパーツを本体から市中へ付け替えないといけないので変形は結構面倒でした。

この形態の場合は色々引っかかる部分があるので通常形態より台座の接続は安定。

ウルトラスラッシュエフェクト。

対決。スケールは全然違いますが遠近法で誤魔化せばそこそこ雰囲気の出る感じに。

ミニフィギュアを使って突撃シーン。

終わり。以上、S.H.フィギュアーツ ゼットン(シン・ウルトラマン)のレビューでした。
ゼットンは劇中の扱い的に流石に出ないものと思ってましたが、全高約340mmというビッグサイズでまさかの立体化。
本体に関しては大きいサイズながら隅々まで精密に造形されており、各部の色などもイメージ通りで塗装も丁寧、簡易的ではあるものの熱球発射形態に変形出来るなどギミックも凝ってて、オプションも充実しており完成度の高い出来に仕上がってました。
ただ一点、尖ったパーツが多くて扱いに非常に注意が要るにも関わらず、台座が不安定だった点はかなり残念だったので、そこだけはもうちょっとしっかりして欲しかったところです。
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