
S.H.モンスターアーツ イリスのレビューです。

全身。本体の全高は約17㎝程とそれほど大きくは無いですが、触手のボリュームが凄くてかなりの存在感。

後ろ。造形塗装の雰囲気はいつも通りのモンアツで、皮膚感など細部まで精密で陰影塗装も丁寧でした。

横から。触手の重さで不安定なので素立ち用の台座が付属。ただバランスを取れば無しでも自立は可能でした。

顔。ギャオスの変異体ということですが、ほぼ面影はなく、単眼など怪物じみた不気味なデザイン。


口はありますが開閉ギミックは無し。造形は非常に細かく、クリアパーツの上から塗装されていたりこだわった作りになってました。

各部位など。体は人間に近い構造で関節もSHMよりSHFに近い作りに。胸部などの複雑なデザインもリアルに再現。

腰回り。


腕や足。手首は無く腕は槍状に。脚部も脛から棘が突き出ており刺々しい見た目になってました。

背中。

触手はそれぞれ節ごとにボールジョイント可動。節の数が多いのでかなり曲げることが可能でした。

触手の先端は開閉可能。

可動は首はかなりスイングしますが腰は若干程度。肩は高く上がり、肘膝も100度程曲げることが可能。

股関節は前にはそこそこ動きますが横にはそれほど開かず。接地性はかなり高かったです。

オプション。

本体用台座。

飛翔形態用台座一式。

飛翔形態。こちらは翼を高く広げれば全高40cm程にもなる大ボリューム。

4つの翼は触手と差し替え。脚部の一部差し換えで専用の台座を使って浮かせて展示。

横から。台座はピンなどは無く下から支える作り。落下のことも考えてか本体は低い位置で固定。

本体は膝を曲げて、脛とふくらはぎのパーツを差し替え。

脛の差し替えパーツは個体差か右側がかなり外れやすくストレスでした。

翼は触手と差し替え。上下は異なる形状に。

クリアパーツの上から塗装されており、劇中の生物感が上手く再現されてました。

台座は専用の物が付属。翼もピンではなく下から支えるように固定。接続部は3段階高さ調節可能で先端は軸可動。支柱中央も曲げることが可能。

ガメラ(1999)京都決戦Ver.と。飛翔形態の全高はこちらの3倍程。

通常形態でも。人型ということもあって全高は少し上ですが、本体自体のサイズはそれほどの差は無かったです。

適当に何枚か。

前述の通り可動はSHFに近く、怪獣系のモンアツより手足の自由度は高かったです。

触手はかなり自由に動きをつけることが可能。

劇中では触手以外の動きは少なかったですが、こちらでは人間っぽい動きをさせることが可能でした。

後ろから。

飛翔形態。

こちらは幅や奥行きなど通常時に比べかなりの置き場所が必要に。

後ろから。

ガメラと対決。

バニシング・フィストで胴体貫き。

終わり。以上、S.H.モンスターアーツ イリスのレビューでした。
これまでは主役のガメラしか発売されていなかったモンアツのガメラシリーズですが、いきなり大型かつかなり特殊なデザインのイリスが発売。
造形はSHMシリーズらしく細部まで作り込まれており、独特な人型のプロポーションも劇中のイメージ通り再現、可動も人型ということで普段のSHMよりよく動き、触手の自由度も高く、巨大な飛翔形態も差し替えで完全再現出来るなど非常に完成度の高い出来に仕上がってました。
昔リボルテックでも出てたくらいですし、イリスが出るのならレギオンも有り得そうですが、いつかそちらも発売されるのかも気になるところです。

S.H.MonsterArts メカゴジラ (1993)&ガルーダ&ファイヤーラドン 幕張決戦Ver.
S.H.MonsterArts イリス
