
METAL BUILD DRAGON SCALE 龍神丸のレビューです。

全身。メタルビルドということでサイズがかなり大きく独自のアレンジも入っており、全塗装なので質感も高級感ある仕上がり。

後ろ。塗装は見本ほどの光沢感は無かったですがパール塗装中心で所々メッキも使われており既存の物より派手な雰囲気。

顔。顎や角の先などかなり尖っており造形は非常にシャープ。バイザーの赤はクリアパーツで内部が透ける仕様に。


目はメタリック塗装。個人的にはメタリック塗装の方が良かったですが、金部分はメッキで煌びやかな見た目に。

バイザー内部には金龍の化身。

下からも。

各部位など。胴体はかなりアレンジが入っておりオリジナルとは異なるフォルムに。襟の勾玉や腹部の玉表面はクリアパーツ。

腰を反らすと腹部の中にもクリアパーツの玉。なお胸部下中央の金のパーツはボールジョイント接続で位置の調整が可能。


腕や足。この辺もアレンジが強く肩の龍が立体的になり爪もリアルに。膝などにも独自のディテールが追加。

手首の指はそれぞれ可動するようになってました。

肩アーマー前面と横の爪は開くことが可能。

背中。

可動は首腰ともに大きくスイング可能で、胸部横が引き出せるので肩も非常に高く上げることが可能。肘は120度ほど曲がり手首の基部も80度程曲げることが。

膝はデザイン的に90度程が限界。股関節は基部にゆとりがあって前後横に広く動き接地性も高かったです。

オプション。ガンダムなどのメタルビルドに比べるとかなり少ないのが特徴。

台座一式。見本だと浮いてる写真が多いのに支柱が可動タイプじゃなかったのはかなり残念。

登龍剣。通常時は背中に装備。指は動く仕様ですがこちら用の持ち手も付いてました。

龍雷拳や炎龍拳用のエフェクトが付属。造形が細かく見栄え良好。

こちらは平手を使って保持。ピンなどは無いですが固定はしっかりしてました。

ネクスエッジやROBOT魂と。一回り~2回りくらい大きいのを想像してましたが想像より更に大きかったです。

千値練のMETAMOR-FORCE龍王丸よりもだいぶ大きめ。

4インチネルのワタルとも。こちらと並べて飾るとなかなか良いサイズ感に。

適当に何枚か。

可動は前述の通り概ね良好なのでデフォルメ体型ですが細かく動きを付けることが可能。

ただ龍神丸の立体物は大体そうですが襟が干渉して俯いたまま横は向けないので横を向けようとすると顎が出る感じに。

スタンド支柱はてっきり可動タイプと思ってたので少し浮かせられる程度のこういう仕様だったのは残念。

龍雷拳。今回肩が上方向に大きく引き出せるので頭上で気を溜めるようなポーズも無理なく再現可能。

エフェクトはサイズも大きくなかなかの派手さ。

炎龍拳。腰は反らせた状態なら60度程は回転可能。

股関節も柔軟なので蹴りポーズなども出来たり。

体を反って飛ぶようなポーズも。別売りのスタンドを使わないと角度を付けて浮かせられないのがストレスですが。

登・龍・剣!肩の引き出しによりこちらの両手で構えるポーズはかなり格好良く決まる印象。

ただ前方向にはあまり引き出せないので両手持ちの斬り下ろしは無理でした。

4インチネルのワタルと並べて終わり。以上、METAL BUILD DRAGON SCALE 龍神丸のレビューでした。
ROBOT魂やネクスエッジでコンスタントに出続けてるワタルですが、最上位ブランドのメタルビルドでも発売。
メタルビルドらしく強めのアレンジが入っており、自分も所々は気に入らない部分もあったので、万人にとっての理想の龍神丸とはならないかもしれないですが、造形は精密かつシャープで塗装も正確、可動も引き出し関節が多用されており登龍剣のポーズも無理なく再現出来たりと、完成度自体はかなり高かったです。
メタルビルドだと他シリーズのように色々な機体が出ることはないと思いますが、龍王丸は出ると思うのでそちらにも期待です。

ROBOT魂 <SIDE MASHIN> 龍蒼丸
METAL BUILD DRAGON SCALE 龍神丸
