
S.H.フィギュアーツ バットマン (BATMAN 1989)のレビューです。


全身。1989年のマイケル・キートン版バットマン。雰囲気は良いですがマントにワイヤーが無いのでやや広がり気味。

顔。最近の物同様デジタル彩色が使われてるので目や口周りなど非常にリアル。マスクの形なども実写そのまま。


なお映画通り首元から頭まで繋がったフォルムを再現している為、首は非可動。ポージングはかなり制限される作りに。

右目線で口が少し開いた状態の別頭部も付属。

こちらも出来は良好。なおマスク部分は通常顔と付け替え可能でした。

各部位など。スーツの筋肉造形も精密に再現。黒部分はつや消しになっており質感も落ち着いた雰囲気で良かったです。

腰回り。ベルトが黄土色でちょっと微妙に見えますがこれはほぼ実写通りなので仕方なし。


腕や足。四肢はマントに隠れがちですがこの辺のフォルムなども自然でグローブやブーツの作りも精密でした。

背中。

マントの内側もきっちり造形。

オプション。

マントの裏には保持棒が入っており持ち手で掴みマントを広げることが可能。また保持棒は錘にもなっており外すことも可。

グラップネル・ガン。先端部は取り外し可能。専用の持ち手も付属。

バットラング。ギミックなどは特になし。こちらも専用の持ち手が付属。

手裏剣も付属。持ち手はバットラングと共通。

ガントレット。こちらは腕に被せる形で装着。しっかりと固定は出来ないですが、その代わり角度の調節は楽。

劇中通り先端は開閉可能。

トライアングルガード付き手首も付属。


マントは接着はされてないので簡単に着脱することも可能。

サイズはノーランバットマンより少し小さめ。時代の違いもありスーツのディテールなどもかなり違ってました。

適当に何枚か。

可動は首から下については最近の実写系キャラと大体同じ。首は全く動かないのでポージングの幅はだいぶ制限。

よくやってた気がするサイドキック。股関節は引き出し式で脚は高く上げることが可能。

パンチ。腰もしっかり回り、肩回りも柔軟。頭は動かないですが右目線があるので右側への攻撃は自然な感じに。

グラップネル・ガン。

バットラング。接地性は特別良くは無いですが並程度はあり。

手裏剣。小物類はかなり豊富。マントが布製で干渉がないので膝立ちも楽にとらせることが可能。

マントを広げて浮遊。マントはちょっと癖のある作りですが広げた時のシルエットは綺麗。

ガントレット。1989年バットマンは終盤ジョーカーに「失礼。月夜に悪魔と踊った事は?」という所が格好良かった思い出。

マイケルキートンはスパイダーマン・ホームカミングでヴィラン役やってたりとまだまだ現役。

終わり。以上、S.H.フィギュアーツ バットマン (BATMAN 1989)のレビューでした。
素立ちの時のマントの納まりが悪かったり首が完全固定などちょっと気になる所はあったものの、デジタル彩色が使われた頭部の再現度はかなり高く、スーツのディテールも精密で全体の質感なども良く概ね満足のいく出来に仕上がってました。
可動に関しては、アクションフィギュアなので可動仕様の首パーツなんかも付いてたら更に良かった感はあるものの、右目線頭部を使えばアクションもそこそこは決まり、小物も豊富で遊びの面でもそこまでの不満は無かったです。
1989版のバットマンもジョーカーの存在感が大きかったので、ジャック・ニコルソン版ジョーカーも出来れば出して欲しいところです。

S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダークウガ ドラゴンフォームなど
S.H.Figuarts バットマン (BATMAN 1989)
