HI-METAL R VF-4 ライトニングIIIのレビューです。
ファイター形態。他のバルキリーとはデザインが全く違うので造形は完全新規。
マーキングやモールドなどディテールはいつも通り精密。
横から。また今回は珍しくファイター形態の状態で箱に入ってました。
裏側。ガンポッドはオリジナルだそうで専用のジョイントを使って懸架可能。
各部位など。機首周りもかなり精密でいつも通りキャノピーはクリアパーツで再現。
カバーを外した状態。中のパイロットフィギュアもきっちり塗装。取り外しも可。
ボディは他のバルキリーとは異なる独特なシルエットに。各部の塗装なども正確でした。
マーキングなどはアニメで一瞬映る物とほぼ同じ。
脚部ノズル。
左右に4個ずつあるミサイルパーツは取り外し可能。
オプション。他に魂ステージact5の台座と支柱が付属。
ランディングギアは差し替えで再現。
エアインテークは交換形式。
ガウォークへの変形はVF-1系などよりかなり楽で、脚部をそのまま下に引き出し、
脚を真っ直ぐにし、
腕もそのまま下に引き出して前腕カバーを開いて手首を取り出せば、
ガウォーク形態完成。
後ろ。ガウォーク、バトロイド形態ではふくらはぎの茶色いカバーを上に引き出し。
ガンポッドを持たせた状態。脚はいつも通り左右に開くことが可能。
続いてバトロイド形態への変形。まず機首部分を畳んでコクピット前部を下に押し込み。
脚部を伸ばしてボディ後部を上に引き出し、
コクピットブロックを前に回して股間に固定。
上半身を折りたたんで頭部を引き出し。
首関節を整え、胸部中央のパーツをロックして固定し、胸部左右のパーツを下に折り曲げ。
背部左右のパーツも下に折り曲げ、肩の羽根も内側に曲げて角度を調整。
腕の位置などを整えればバトロイド形態完成。他のバルキリーとは大きく異なるシルエットで体型バランスも独特。
顔。頭部シルエットも円錐のような独特な形状になっており機銃も無いなど珍しい感じのデザイン。
バイザーはクリアパーツで再現。明るめの色で見栄え良かったです。
各部位など。胸部の形状もVF-1系とは大きく異なるデザイン。中央が出っ張ってる辺りが力強い印象で格好良かったです。
腰回り。
腕や足。腕がかなり短めなのが特徴。なお膝は説明書では引き出したままで完成となってましたが、見本では押し込まれており、個人的にはそちらの方がバランス良く見えたので押し込んだ状態にしました。
背中。
ガンポッド。こちらは玩具オリジナルだそうでいつもと同じ作り。
可動は首は広く動きますが腰は体の構造上固定。肩は真上に主翼があるので60度程が限界。肘は90度ちょいくらいは可動。
下半身はかなり柔軟で股関節は前後横に広く動き膝も深く曲げることが。ただ接地性は若干程度。
見た目はちょっと変になりますが、胴体前部分はロックされてないので開けば一応腰を反る動きをさせることは可能。
サイズはVF-1系より少し大きめ。体型バランスなども独特でした。
適当に何枚か。
ファイター形態から。
全体的にシャープなフォルムで機体全体も薄くファイター形態でもかなりの格好良さ。
ガウォークに変形。
腕が短いこともあって通常のバルキリーより動きの幅は狭く、この状態では派手なポーズを付けたりは苦手でした。
スタンドジョイントはファイター時と共通でしっかり固定可能。
バトロイドに変形。
こちらでも肩回りはやはり窮屈ですが股関節や膝など下半身は柔軟に可動。
腰は回らないですが平手なども付属しポージングの幅はそこそこ。バトロイド時は専用のスタンドジョイントを使用。
肩があまり上がらないので腕のビーム砲は下方向以外に向けるのは厳しかったです。
終わり。以上、HI-METAL R VF-4 ライトニングIIIのレビューでした。
アニメではファイター形態がほんの一瞬映るだけ、後々出たゲームでバトロイドなどの設定が増えたという特殊な機体ですが、頭部デザインや体型バランスなどかなり個性的ながら、全体のフォルムは綺麗にまとまっており、かなりの格好良さに仕上がってました。
デザイン的に可動はそんなに良い方ではなかったですが、オリジナルでガンポッドが付いてたりするおかげで遊びの幅も広く、造形塗装やマーキングもHI-METAL Rシリーズらしい精密感のある仕上がりで満足度は高かったです。
あんまり馴染みのある機体ではないですが、出来自体は良いのでデザインが好きな人ならなかなかオススメです。
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