
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク6のレビューです。


全身。サイズはほぼリボルテックと同じですがプロポーションはより自然な感じに。赤は暗めで渋い印象に仕上がってました。

顔。元々複雑なデザインではないので再現度は十分ですが気持ち面長気味に見えるような。


あとリボルテックと違って目の縁や口のラインが塗装されてないのでちょっとメリハリに欠ける感も。

各部位など。造形は緻密で胸板の厚さなど体格も理想的。胸のアークリアクターはクリアパーツで再現。

腰回り。質感は渋めの赤とグロスのような光沢が美しく高級感のある仕上がり。


腕や足。リボルテックではどうしても肩や肘のジョイントが目立ってましたが今回はSHFなので関節の見た目も自然。

可動もかなり力が入っており首や腰のスイング幅など物凄く肩も引き出し式で非常に柔軟に動きます。

肘や膝もよく曲がり足はダイキャスト仕様で接地性もバッチリ。

オプション。

手首の交換はいちいちカバーを付け替える必要があるのが面倒。また付け根は普通のBJなので平手を深く曲げたりも出来ず。

リパルサーレイエフェクト。このエフェクト用の手首はあらかじめ角度がついてるので自然な形で発射ポーズがとれます。

続いて飛行モード。リボルテックでは無理だったエアーフラップの開閉も差し替えで再現。手足のエフェクトも付属。

背中のエアーフラップ。内部のメカディテールもリアルに再現。

足のエアーフラップ。こちらも同様。

飛行モード用エフェクト。説明書では短いエフェクトが指定されてますが手首は共通なので長いものを使っても良さそう。

足の方は足裏のダボ穴に差す方式なので他との互換性はなし。エフェクトはどれもグラデ塗装が綺麗で良い出来でした。

リボルテックと並べるとプロポーションや色に結構違いが。

適当に何枚か。

飛行モードはエアーフラップのおかげで見栄え良くなりましたがダイキャストが重くスタンド位置が限定されるのが厄介。

降下。せっかく気合の入った作りになってるのに気軽に浮かせて遊べないのはちょっと惜しかったです。

着地。

可動範囲はかなり広いので定番のあの着地ポーズもほぼ違和感なく再現可能。

右肩が引き出し気味になるのでだいぶ重心を前に傾けないと隙間が気になるかも。

可動は基本的にはどこも良いんですが唯一首周りだけは少し窮屈で顎を引いたまま左右に曲げる動きは苦手。

足はダイキャストですが股関節もしっかりしてるので浮かせた足がたれてくるような心配はなし。

平手を曲げた状態に出来ないのはやはり残念。リパルサーレイ用以外も角度のついた物が欲しかったです。

ダイキャストで接地性も高いのでバランス面は完璧でした。

終わり。以上、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク6のレビューでした。
かなり後発なだけあって緻密な造形や高級感のある塗装、これまで出た他のフィギュアーツと比べても特に高い可動性、ダイキャスト足など龍騎シリーズが出た時を彷彿させるような気合の入った作りになってました。
ただ目や口のライン塗装がないせいか顔がのっぺり気味だったり、足が重すぎて飛行ポーズをとらせにくい、平手に角度がつけられないなどちょくちょく気になる所もあって完璧とまではいかなかったです。
出来が良いか悪いかで言えば十分良い部類で、これがマーク42かせめてマーク7あたりだったらまだ良かったんですが、今の時期にマーク6を出すなら個人的にはあともうちょっと細かい部分まで突き詰めて欲しかったところです。
S.H.フィギュアーツ Daft Punk、クリリン、宇宙刑事シャリバン、シャイダー、スカイライダー(強化前)など






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