
12PM ワイルドタイガーのレビューです。


全身。約1/6スケールということで30cmを超える凄いボリューム感。塗装や質感なども綺麗に仕上がってました。

顔。サイズが大きいことにより精密感も増してますが、デザインが変わったわけではないのでSHFとそこまでの差はないです。


目はライトアップギミックの都合上クリアパーツなのでそのままだとやや暗めな色に。

各部位など。マーキングなども綺麗に入ってますがSHFでもこの辺は完璧だったので大きくなったことによる恩恵はあまりなし。

腰回り。賛否分かれそうですがどうせならもうちょいディテール増やすかアレンジを加えるかなどあった方が良かったかも。


腕や足。この辺もサイズ以外は変わりなし。むしろ足が非ダイキャストになった分安定感は落ちてます。


スイッチを入れてライトアップした状態。アニメの演出っぽい感じが再現できて非常に綺麗。

ただ胸や二の腕のラインは光らないので若干の片手落ち感が。この値段ならその辺も完璧にして欲しかった所。


頭部は目と頭頂部、後頭部と光る箇所が多いのでかなりのかっこよさ。腕は元々明るい色なのでそんなには目立たず。

脚部も周りが黒い太腿のラインは目立ちますが足首辺りは暗くしないとそんなに目立たないです。

足首周り。この辺りは部屋が明るいとつけてるかわからないくらいなので消し忘れに注意。


照明を落とした状態で。


可動範囲はSHFと特に変わりなし。デザイン状首周りは窮屈で腰のスイング幅も小さめ。

腰はあまり捻ったりすることも出来ず。

肘もSHFと同程度。

唯一肩だけは大きく引き出せるようになっておりかなり動くようになってました。

股関節や膝などは不自由ない程度に動くんですが接地性は微妙。非ダイキャストなので転倒しやすいのも厄介。

オプション。

フェイスオープンタイプの交換用頭部。


こちらはサイズ大きいだけあってアイプリなども綺麗でかなり出来良かったです。

なお交換用頭部もちゃんとマスクを閉じることが。こちらだと目がメタリックなので電飾を使わない場合はこちらの方がいいかも。

Beginning版のファミマロゴの肩パーツも付属。

手首もサイズが大きいだけあって5指がきっちり動く物もついてました。

お決まりのワイルドシュートも。ただ残念ながらグッドラックモードの腕は付属せず。


スタンド。これが結構しょぼい作りでクリップの高さが変えられるのは良いんですが支柱がゆるゆるで簡単に抜けたりします。

SHFと並べるとそっちがガチャや食玩みたいに見えるほどのサイズ差が。

適当に何枚か。

サイズ的に仕方ないのかもしれませんがスタンドの使い勝手が悪いのでSHFなどより動きはつけにくくなってます。

肩だけは優秀なんですが他がイマイチなので動きの幅も狭め。

いっそパーフェクトモデルというくらいなんだから肩だけじゃなく首から腰、足首など全部引き出し式なら良かったんですが。

手首パーツは豊富なのでバーナビーをからかうシーンのポーズなどは再現可能。

指さし手首は付いてないですが5指が動く手首を使えばほぼ違和感なく再現できます。

ダッシュ。スタンドは頼りないもののクリップはしっかりしてるので一応片足浮いた状態での固定は可。

ワイルドシュート。足がSHFのようにダイキャストではなく接地性もいまいちなのでこういう足広げたポーズだとかなり不安定。

もしWEB限定でグッドラックモードを出したりするならもうちょい使いやすいスタンドなんかもセットにして欲しいです。

終わり。以上、12PM ワイルドタイガーのレビューでした。
ビッグスケールによる迫力と各部の綺麗な塗装や質感、フェイスオープンギミック、ライトアップによる華やかさなど見た目の出来に関しては原作に忠実でほぼ文句のない出来に仕上がってると思います。
ただこの値段なら個人的にはガンプラのPGのようにもっとディテールを細かくしたり、各関節を引き出し式にしてSHFより格段に動くようにしたりなど電飾以外にももっと12PMシリーズならではのオリジナル要素が欲しかったです。
スタンドなんかもベースやネームプレートなどえらく安っぽく使い勝手も微妙でしたし、正直出来が悪いわけじゃないんですが、全体的に値段分ほどの価値は見出だせない内容だったのでもう少し色々頑張って欲しかった所です。
S.H.フィギュアーツ ロックバイソン -Movie Edition-、仮面ライダーベルデ、ネガ電王など






12”PM TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) ワイルドタイガー

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